窓に取り付け可能!新しいタイプの防犯グッズが人気
近年では窓に取り付け可能で、手軽に導入できるホームセキュリティ製品が複数登場しています。
これらホームセキュリティ製品の仕組みとしては、窓に小型のセンサーを取り付けることで、侵入を試みた際の振動をキャッチし、侵入者を威嚇することで未然に防ぐという仕組みが共通しています。センサーの設置にあたり配線や取り付け工事の必要がなく、費用が発生しないタイプの防犯製品もあります。
こうした防犯製品の中にはスマートフォンアプリと連携しているものも多く、センサーが振動を検知するとインターネット回線を通じてスマートフォンに通知し、警戒を促すという機能を備えたものもあります。警備の開始/解除もスマートフォンアプリで行えます。振動を検知すると通信用機器が警報音を発し、侵入者を威嚇したり、警備会社への連絡によって侵入を防止します。鍵の閉め忘れについて警告してくれるタイプの製品もあります。
侵入窃盗の被害件数は、平成15年以降減少傾向にあります。しかし、住宅を対象とした侵入窃盗は未だに多いのが現状です。平成27年の住宅を対象とした侵入窃盗の発生件数は4万6091件で、1日あたりで126件も発生している計算になります。
また、窃盗の侵入経路については、戸締りをしていないドアからの侵入(無締まり)に続いて、窓ガラスを破っての侵入被害が多いというデータが出ています。(無締まり:46.5%、窓破り:36.9%)
こうした現状を踏まえると、窓からの侵入防止に備えて、防犯目的でホームセキュリティを導入するメリットは依然高いといえます。
機能やセンサーの個数によって価格は様々ですが、安いものでは月額980円で導入できる製品も登場しているようです。自分にあった防犯製品を選んでみることをおすすめします。